コスト削減と自分の興味も兼ねて、BlogをX Serverから自宅NASへ移行することにしました。
今回は、移行先NASのセットアップ編です。
移行元の用意したもの
- Synology NAS DS220j(過去使用したものを再利用)
- SSD ２TB(レスポンスを高速化するためにSSDにしました)
- All-in-One WP Migration(WordPressプラグイン有料:これが一番簡単にコピーできました)
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NASのドメイン取得(mydns.jp)
まずはドメイン名の取得から。後ほどメールサーバーも立ち上げるため、DNSレコードが設定ができるmydns.jpで取得しました。
今回は、「evening-network.server-on.net」を取得しました。
とりあえず、以下の設定をしておきます。
DDNS設定
NASの「コントロールパネル」→「外部アクセス」→「DDNS」→「追加」
「プロバイダのカスタマイズ」を押下。
サービスプロバイダー→mydns.jp
Query URL→https://www.mydns.jp/directip.html?MID=USERNAME&PWD=PASSWORD&IPV4ADDR=_MYIP
ホスト名・ユーザー名・パスワードの設定
テスト接続して「正常」を確認。
ルーターのポート開放
ルーターのポート 80と443を開放します。
証明書の追加(Let’s Encrypt)
証明書を追加します。
追加ボタンを押下、「新しい証明書を追加してください」を選択。
「Let’s Encryptから証明書をお受け取りください」を選択。
ドメイン名、メールアドレスを入力。
追加完了。
WordPressのインストール
「パッケージセンター」より「WordPress」をインストール。途中PHPなどのインストールも実施されます。パスワードの設定もありますので入力したパスワードを残しておいてください。
WordPressのインストールセットアップが終了したら、アクセス確認をします。
「https://ドメイン名」以下の画面が表示されたら開通しています。
WordPressの開通確認。
「https://ドメイン名/wordpress」
初期画面が表示されればOKです。
wordpress設定画面でURLアドレスを登録(重要)
https://NASのIPアドレス/wordpress/wp-admin へアクセス。
「設定」→「一般」にアクセス。
WordPressアドレスとサイトアドレスをNASのIPアドレスからドメインに変更する。
※書き換えを実施しないと、移行時にNASのIPアドレスに変換されてしまいます！！
Web Stationのwebポータルでwebサービスポータル設定
現状、WordPressのURLは、「https://ドメイン名/wordpress」になっていますが、
「https://ドメイン名」でアクセスできるように設定します。
「Web Station」を開く。「webポータル」→「作成」ボタン押下。
サービス→WordPress
ポータルタイプ→名前ベース
ホスト名→ドメイン名
ポート：80/443
その他デフォルトのまま。
ブラウザから「https://ドメイン名」でアクセスして、WordPressの初期画面が表示されることを確認。
All-in-One WP Migrationをインストール
WordPressの管理者画面より、All-in-One WP Migration プラグインをインストールします。移行元のデータが大きい場合は有償版にアップグレードの必要があります。(インポート時にサイズエラーが出たら有償版にアップグレードしてください。)
一旦、NASでの作業は終了して、次に移行元の準備作業に移ります。
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