先日、大阪メトロで使用されていた「車掌スイッチ」を購入しました。
せっかくなのでヤフオクで小田急で使用されていた「ドアチャイム」を入手して車掌スイッチの開閉でドアチャイムが鳴るように接続してみました。チャイムは種類によって交流、直流、電圧が異なるのでご注意ください。自己責任でお願いします。将来的には本物チャイムではなく、Raspberry Piで作成してもよいですね。今回は手っ取り早く本物のドアチャイムを使用しました。
ちなみに、Raspberry Piでドアチャイムをならす方法はこちらのブログで紹介されています。
ドアチャイム(小田急)の仕組み
このドアチャイムに関してググったところ、電源が2系統必要で、本体はAC(交流)100Vで動作し、チャイムを鳴らすのはDC(直流)5Vで動作します。AC100Vは常時通電しておき、DC5VとのONした時とOFFした時にチャイムが鳴ります。
こちらがドアチャイムの外観です。
ケースを開けると上部にネジ端子、下部にスピーカーが配置されています。
ネジ端子をズーム。右から、交流電源2端子(AC1、AC2)、直流電源2端子(+V、SIG)になっています。直流電源のON、OFFでチャイムが鳴ります。
車掌スイッチ(大阪メトロ)の仕組み
大阪メトロの車掌スイッチは、カギがついており施錠で開閉スイッチをロックする仕組みになっています。カギですがカバーを開けて解錠することが可能です。解錠したままにしておけば開閉スイッチを操作することができます。
「ベル」ボタンもついています。
次に配線ですが、ベル押下で通電、スイッチ「開」で通電、スイッチ「閉」で通電します。
端子は、ベルがA1とA2、戸開がD22(D-)とD、戸閉がSH22とSH2の組み合わせになっています。
今回は車掌スイッチが取り付けられていた板ごと販売されていました。端子が板のうらにまとめられていました。端子は戸開で通電するD22とDを使用します。
車掌スイッチとドアチャイムの接続
以下のように配線していきます。
ドアチャイムは、AC1、AC2にAC100Vを通電します。家庭用電源をそのまま使用します。
普通の延長コンセントを購入。圧着端子を取り付けて端子に接続します。
チャイムのON/OFFはDC5Vなので、USBから通電します。今回こちらの変換ケーブルを購入しました。
DCはホビー用のケーブルを購入。
購入したものは黄色と青色の組み合わせだったので+は黄色、-は青色にしました。
+側は電源~ドアチャイム直結なので、片側のみ圧着端子を取り付けました。
ー側は車掌スイッチを経由するので、電源~車掌スイッチは片側のみ圧着端子を取り付け、車掌スイッチ~ドアチャイムは両側に圧着端子を取り付けました。端子は半田でも固定しています。
取り付けるネジが必要だったので、なべネジとスプリングワッシャーを購入しました。
次に、車掌スイッチですが、DC(ー)電源~車掌スイッチのD22端子に接続、車掌スイッチのD端子~ドアチャイムのSIGに接続して配線が完成。
配線完了したところ。
車掌スイッチの開閉でドアチャイムが鳴る様子を動画に収めました。」
今回はホームセンターで単品購入しましたが、アマゾンで「M4なべ小ねじ」はスプリングワッシャーとセットになっているのがりました。
今回購入した延長コードは在庫切れでしたので代替品になります。
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