先日、手のひらサイズのミニPCを購入しました。
今回は、セットアップとモバイル環境を構築していきます。モバイル環境はこんな構成を考えました。
モバイル環境で必要なもの(任意)
- PD充電器(12V×3A=36W)
もちろん付属のアダプターを使用してもいいのですが、持ち歩くものを少なくするため。今回、CIO NovaPort 45W 充電器を購入しました。2ポートで結構小さいです。
左から、Anker Nano II 65W(36W未対応)、CIO NovaPort 45W(36W対応)、CIO LioNob PD3.0 65W(36W対応)。
- USB Type-A to Type-Cケーブル
iPad mini6(セルラー)と接続するため。短めの30cmを購入しました。
Windowsのセットアップ
ディスプレイ、マウス、キーボードを接続。
立ち上げた時に、すでにadminでセットアップされていて怪しかったのでリセットしたらライセンスもリセットされてしまいました。なので、Yahoo!ショッピングで格安のWindows Proライセンスを購入しました。
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iPad mini 6との接続
引き続き、USB A to CケーブルとiPad mini 6を接続します。USBテザリング状態になります。公衆Wi-FiでiPad mini6からミニPCにリモートデスクトップ接続するための準備です。接続すると、以下のポップアップが表示されるので「信頼する」を選択し、パスコードを入力します。
WIndowsがiPadを認識すると、ネットワークアダプタに「Apple Mobile Device Ethernet」が追加されます。確認方法は、コントロールパネル→ネットワークとインターネット→ネットワーク共有センター→アダプターの設定の変更。
Apple Mobile Device EthernetのIPアドレスが付与されるのでIPアドレスを確認しておき控えておきます。
次に、ネットワークに優先順位(インターフェースメトリック)を設定します。優先順位を設定しないとiPadのテザリングでインターネットにアクセスしてしまいます。Wi-Fi < Apple Mobile Device Ethernet の順にします。インターフェースメトリックは値が小さいほど優先されます。
まずは、Wi-Fiの設定。プロパティ→インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)→プロパティ→詳細設定→自動メトリック チェックはずす→インターフェースメトリックに1を設定。
次に、Apple Mobile Device Ethernetの設定。プロパティ→インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)→プロパティ→先ほど控えておいたIPアドレスを設定します。リモートデスクトップ接続したいので固定IPにします。
IPアドレス: 172.20.10.XX
サブネットマスク: 255.255.255.240
デフォルトゲートウェイ: 172.20.10.1
DNS: 172.20.10.1
さらに、詳細設定→自動メトリック チェックはずす→インターフェースメトリックに2を設定。
iPadからリモートデスクトップ接続
Microsoftリモートデスクトップアプリで172.20.10.XXでアクセスすると、リモートデスクトップできます。
メリット
- 軽くて、コンパクト
- 有線接続なのでリモートデスクトップでカクカクしない
- MiniPCは安い
デメリット
- バッテリーが内臓されていないので、モバイルバッテリーで電源供給した場合残量0%でPCが落ちる。
- リモートデスクトップと接続できない場合何も出来ない。
まとめ
ある意味自己満足の世界です。でもたまにPCが使いたい時に便利かもしれません。
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